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機関誌

急激な腹痛と下血にて発症した急性腹症の1例

急激な腹痛と下血にて発症した急性腹症の1例

問題

症例
77歳,男性

主訴
腹痛,下血

既往歴
糖尿病,高血圧,狭心症

現病歴
平成15年2月4日午前4時,就寝中突然の腹痛出現.救急車にて当院救急科受診.腹部は著明に膨隆し,直腸診にて多量の下血みられたため下部消化管内視鏡検査施行.直腸Ra部より口側に高度の粘膜壊死性変化がみられた(図1).
ヘリカルCTにては下腸間膜動脈の血流は保たれている事を確認したが(図2)次第に腹部の膨隆が悪化し,また腹膜刺激症状も出現してきた.

検査所見
WBC:14400/μl,RBC:541万/μl,Hb:17.1g/dl,Ht:49.2%,Plt:11万/μl,TP.:7.6g/dl,BUN:29mg/dl,Crea:1.8mg/dl,CRP:0.7mg/dl

 

Q この症例の診断名は何か
図1.大腸内視鏡 図2.ヘリカルCTによる血管構築

 

解答は日本消化器病学会雑誌101巻10号をご覧下さい