大腸ポリープ
ガイドライン一覧概要
日本消化器病学会編集によるオフィシャルなガイドライン。大腸ポリープの診療上で問題となるクリニカルクエスチョン(CQ)に対して、膨大な文献を吟味しGRADEシステムの考え方を取り入れたエビデンスレベルと推奨度を提示。疫学、スクリーニング、病態・定義・分類、診断、治療・取り扱い、偶発症と治療後のサーベイランス等についての現時点における標準的内容がわかる。
目次
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- 第1章 疫学
- BQ1-1 大腸癌の危険因子と抑制因子は何か?
- BQ1-2 大腸腫瘍(癌)の罹患率(発生率),有病率は?
- BQ1-3 大腸腫瘍(癌・腺腫)の好発部位はどこか?
- BQ1-4 平坦陥凹型腫瘍の頻度は?
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- 第2章 スクリーニング
- BQ2-1 大腸がん検診は有用か?
- BQ2-2 便潜血検査(FOBT)の適切な採便方法は?
- BQ2-3 大腸腫瘍に対する便潜血検査(FOBT)の感度・特異度は?
- BQ2-4 大腸腫瘍に対する大腸内視鏡検査の感度・特異度は?
- BQ2-5 大腸内視鏡検査に伴う偶発症の発生頻度は?
- BQ2-6 大腸腫瘍に対する大腸カプセル内視鏡の感度・特異度は?
- BQ2-7 大腸腫瘍に対するCT colonographyの感度・特異度は?
- BQ2-8 大腸腫瘍に対するPET/PET-CTの感度・特異度は?
- BQ2-9 大腸腫瘍のスクリーニングにおける画像強調観察の位置づけは?
- CQ2-1 大腸癌の適切なスクリーニング法とその間隔は?
- FRQ2-1 便中遺伝子,その他のバイオマーカーを用いたスクリーニング法は?
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- 第3章 病態・定義・分類
- BQ3-1 大腸ポリープには組織学的にみてどのようなものがあるか?
- BQ3-2 腺腫の担癌率は?
- BQ3-3 腺腫の癌化に関与する遺伝子は?
- BQ3-4 CIMP,MSI phenotype,MSS phenotype とは?
- BQ3-5 分子生物学的特徴からみた大腸癌の新しい分子異常仮説は?
- BQ3-6 adenoma-carcinoma sequence 説とは?
- BQ3-7 de novo 癌とは?
- BQ3-8 PG(polypoid growth),NPG(non-polypoid growth)とは?
- BQ3-9 serrated pathway とは?
- BQ3-10 SPS(serrated polyposis syndrome)とは?
- BQ3-11 大腸癌の肉眼型分類は?
- BQ3-12 大腸pit pattern 分類とは?
- BQ3-13 LST(laterally spreading tumor)とは?
- BQ3-14 advanced neoplasiaとは?
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- 第4章 診断
- (1)腫瘍の質的診断(組織型・深達度)
- BQ4-1 通常内視鏡検査(色素コントラスト法併用法)による大腸上皮性腫瘍の質的診断能は?
- BQ4-2 色素散布を含む通常内視鏡検査による早期大腸癌の深達度診断能は?
- BQ4-3 大腸T1(SM)高度浸潤癌に特徴的な内視鏡所見は何か?
- BQ4-4 早期大腸癌に対する超音波内視鏡検査(EUS)の深達度診断能は?
- BQ4-5 早期大腸癌に対する注腸造影検査の深達度診断能は?
- BQ4-6 早期大腸癌の内視鏡的深達度診断法のストラテジーは?
- CQ4-1 拡大内視鏡検査は大腸病変の質的診断に有用か?
- CQ4-2 拡大内視鏡検査は早期大腸癌の深達度診断に有用か?
- CQ4-3 画像強調観察を併用した拡大内視鏡検査は大腸腫瘍の組織診断および深達度診断に有用か?
- (2)病理診断
- BQ4-7 大腸ポリープの病理診断について注意すべきことは?
- BQ4-8 大腸癌の組織分類とは?
- BQ4-9 WHO 分類で提唱されている内分泌腫瘍の組織分類は?
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- 第5章 治療・取り扱い
- BQ5-1 早期大腸癌に対する内視鏡治療の適応は?
- BQ5-2 内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)の適応は?
- BQ5-3 内視鏡治療の適応病変に生検は必須か?
- BQ5-4 内視鏡切除の禁忌は?
- BQ5-5 内視鏡切除後出血に対する緊急内視鏡検査の適応と注意点は?
- CQ5-1 内視鏡切除の適応となる大腸腺腫の大きさは?
- CQ5-2 過形成性ポリープの取り扱いは?
- CQ5-3 大腸鋸歯状病変に対する内視鏡診断のポイントと治療適応は?
- CQ5-4 LST(laterally spreading tumor)の治療方針は?
- CQ5-5 cold snare polypectomy の適応病変は?
- CQ5-6 分割内視鏡的粘膜切除術(EMR)が容認される大腸腫瘍とは?
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- 第6章 治療の実際
- BQ6-1 大腸癌に対する化学予防(chemoprevention)は可能か?
- BQ6-2 内視鏡治療後のクリッピングは穿孔や後出血の予防に有効か?
- BQ6-3 抗血栓薬服用者における内視鏡検査・治療時の対応は?
- BQ6-4 心臓ペースメーカ植込み患者に対する内視鏡治療時の注意点は?
- BQ6-5 基礎疾患(呼吸器,循環器系)を有する患者に対する内視鏡治療時の注意点は?
- BQ6-6 大腸の部位で腹腔鏡下手術を行いやすい部位と行いにくい部位はどこか?
- BQ6-7 直腸ポリープの局所切除術にはどのような術式があるか?
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- 第7章 偶発症と治療後のサーベイランス
- BQ7-1 内視鏡治療に伴う偶発症発生率は?
- BQ7-2 内視鏡治療に伴う偶発症発生時の対応策は?
- BQ7-3 大腸腺腫に対する内視鏡切除により大腸癌罹患率は低下するか?
- BQ7-4 大腸T1(SM)癌治療後の長期成績は?(内視鏡切除例,外科手術例)
- CQ7-1 大腸腺腫の内視鏡切除後のサーベイランスはどうすべきか?
- CQ7-2 大腸T1(SM)癌の内視鏡切除後のサーベイランスはどうすべきか?
- CQ7-3 大腸T1(SM)癌に対する外科手術後のサーベイランスは必要か?
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- 第8章 その他
- (1)粘膜下腫瘍・非腫瘍性ポリープ
- BQ8-1 大腸粘膜下腫瘍(SMT)の診断と取り扱いは?
- CQ8-1 大腸NET(neuroendocrine tumor)の診断と取り扱いは?
- CQ8-2 非腫瘍性大腸ポリープの診断と取り扱いは?
- (2)ポリポーシス・遺伝性腫瘍
- BQ8-2 大腸ポリポーシスにはどのようなものがあるか?
- BQ8-3 大腸ポリポーシスにおける遺伝子診断の臨床的意義は何か?
- BQ8-4 遺伝性腫瘍の遺伝子診断を行う場合の手続きとは?
- BQ8-5 家族性大腸腺腫症(FAP)の臨床像と治療方針は原因遺伝子により異なるか?
- BQ8-6 家族性大腸腺腫症(FAP)の家族(血縁者)に対する適切なサーベイランス法は何か?
- BQ8-7 家族性大腸腺腫症(FAP)に対する術式は何か?
- BQ8-8 Peutz-Jeghers 症候群(PJS)における消化管サーベイランスの意義は?
- BQ8-9 若年性ポリポーシスに伴う消化管悪性腫瘍に対するサーベイランス法は何か?
- BQ8-10 Cowden 病に伴う悪性腫瘍とそのサーベイランス法は?
- BQ8-11 Cronkhite-Canada 症候群の治療方針は?
- BQ8-12 Lynch 症候群の概念と診断基準は?
- BQ8-13 潰瘍性大腸炎におけるdysplasia の考え方と診断基準とは?
- CQ8-3 家族性大腸腺腫症(FAP)とattenuated FAP(AFAP)で治療方針は同じか?
- FRQ8-1 Lynch 症候群に対する術式は何か?
- (3)潰瘍性大腸炎関連腫瘍/癌
- BQ8-14 潰瘍性大腸炎に合併するdysplasia/早期癌の形態的特徴は?
- CQ8-4 潰瘍性大腸炎に対する癌化サーベイランスの対象と方法は?
- CQ8-5 潰瘍性大腸炎にdysplasia/癌が検出されたらすべて手術適応か(low gradedysplasia(LGD)でも手術適応か)?
- FRQ8-2 潰瘍性大腸炎における隆起型dysplasia と通常腺腫の鑑別診断は?
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索引
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