「医学系研究の利益相反に関する指針および運用細則」一部改訂のお知らせ
会員 各位
現在 改訂中の診療ガイドラインで論点となった利益相反指針の内容を主として、今般「医学系研究の利益相反に関する指針および運用細則」を見直し、一部改訂となりましたのでご報告いたします(2025年12月理事会承認、2026年1月1日施行)。
【主な改訂点】
1. ガイドライン策定に関わる委員COI申告範囲変更、COI開示請求対応追記
・申告範囲:(現)「ガイドラインの内容に関連する」 (新)「すべてのCOI」
・申告項目:申告項目「研究費」に治験を加える(但し申告者が使途を決定できる範囲)
・開示請求対応:理事長に加え、ガイドライン作成・評価委員長も説明責任を負うことを明記
2. 委員長、委員の就任/議決権COI基準
・「超えている場合」と「以上」が表記上混在しているものを「以上」に統一
3. ガイドライン発刊後のCOI管理(運用変更)
・発刊後は「特定の委員会委員」として「役員等のCOI自己申告」による管理とする。
・但しアニュアルレビューがあるガイドラインは発刊後も「ガイドライン更改中」と見做せることから、指針「7.診療ガイドライン,治療指針等作成にかかるCOIマネージメント」にて引き続き管理を行う。
4. 「役員等COI自己申告書」
・提出対象に「専門医セミナー会長」、「特定委員会として、財務委員会、学会在り方・将来像検討委員会」を追加
・「COI申告書提出後に申告すべきCOIが発覚した場合の修正申告義務」を追記
改訂日:2026年1月1日
以上